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ちびキャラトーク(パターンE) ちびキャラトークのナイト3:ケイト/メイジ4:ヴァネッサ/ヒーラー3:モル/プリンセス1:マロンのトーク詳細。 1日目 「あら、ハントマンのかた? はじめて見る顔ですね。 わたしの名前は○○ 竜と戦うためにこのカザンにやってきました。 一緒にがんばりましょうね! 」(♪) 2日目 「こんにちは。 よく会いますね。 あなたには仲間はいますか? わたしは故郷の仲間たちと 戦いに出る約束をしているんです。 この木の下で 待ち合わせをしているんですが…。 」(♪) 3日目 「…。 あ、ごめんなさい… 少し考え事をしていたので…。 わたしはもうしばらくここで待ちます。 まだ仲間たちが来てないんです。 」(♪) 4日目 「…。 ずっと待ってるんですけど… まだ、来てないんです。 でも、もう少し待ってみます…。 」(♪) 5日目 「…。 結局 仲間たちは来ませんでした。 やっぱり もう来てくれないのかな…? 」(♪) 6日目 「あの… もし良かったら話を聞いてくれませんか? 」 →YES 「わざわざありがとう。 今日はもう遅いから 明日ゆっくりと話しますね。 」(♪) →NO 「時間をとらせてしまってごめんなさい。 わたしってなんて自分勝手なんだろう。 」 7日目 「わたしたちは故郷をでてから ずっと4人で旅をしてきました。 でも、旅の途中で竜に襲われて… その時、仲間の一人を失いました。 わたしが守らなくちゃいけなかったのに… 力不足だったばかりに…。 そんな私に失望して みんな故郷へ帰っていきました。 」(♪) 8日目 「みんなが故郷に戻っていった時、 わたしは裏切られたような気がしました。 いやな人ですよねわたし。 だって 全部わたしのせいなのに。 あなたもそう思うでしょう…? 」 →YES 「そうですよね… あなたの言う通りです。 わたしは身勝手で、弱くて… 何のとりえもない… 」 →NO 「あなたは… 優しいんですね。 」(♪) 9日目 「わたしはきっといつまででも待たないと いけないと思うんです。 たとえ仲間たちが来てくれなくても ずっとここで待つ必要があるんです。 以前、仲間たちは私を信じてくれた。 わたしはそれに応えることができなかった。 信じてくれた分、 今度はわたしが信じなければ…。 」(♪) 10日目 「あなただったら 一度自分が傷つけた人が 自分のところに戻ってくるまで 待つことが出来ますか? 相手が自分のしたことを 許してくれると信じることができますか? 」 →YES 「あなたは強い人なんですね… わたしも少しは見習ったほうが いいのかもしれませんね。 」(♪) →NO 「きっとそういう風に考える人のほうが 多いんだと思います。 」 11日目 「ずっと南の森に 竜が出たらしいですね。 この街にも いずれやってくるんでしょうか…。 そうなったら誰かが この街を守るために 戦わないといけませんね。 」(♪) 12日目 「ずっと旅にも出ずこの街で 待っていたから すっかり体がなまってしまいました。 ひさしぶりに体を動かしたいな。 もしよかったら手合わせ してくれませんか? 」 →YES 「…っ! ふうっ…ふうっ… お強いですね! いい運動になりました。 」(♪) →NO 「わかりました… 一人でトレーニングを することにします。 」 13日目 「ねえ、昨日の手合わせの感想を きいてもいいですか? わたし 戦いにむいてないでしょうか…? 」 →YES 「正直に言ってくださってありがとう… 今の弱い自分を きちんと見つめなきゃいけないですよね。 」(♪) →NO 「気休めはやめてください。 わたしは やっぱり何のとりえもないんです… 」 14日目 「あーあ… どうやったら強くなれるんだろう。 わたしがもう少し強かったら あの子だって… 命を落とさずに済んだかもしれないのに… 」(♪) 15日目 「わたし なにやってるんでしょうね。 故郷の仲間を失って 一人で意地をはってこんなところにいて… もうなにをしたらいいのか わからなくなってきました。 どうしたらいいんだろ… 」(♪) 16日目 「あ、あの… …お願い。 少しだけ 一緒にいてもらえませんか? なんだか不安で… 」 →YES 「…ありがとう。 」(♪) →NO 「…。 目に埃が入っただけです。 こっちを…見ないで。 」 17日目 「昨日はありがとう。 わたしやっぱり 本当に戦いにむいてないみたい 私も故郷にかえろうかな… こんな私がいても役にたたないし 私も故郷にかえったほうが いいのかな。 」(♪) 18日目 「あ、あの… 1つだけ聞いてもいいですか? もしもわたしが 突然いなくなったとしたら あなたは待っていてくれますか? 」 →YES 「…ありがとう。 勇気がでてきたわ。 わたし、信じることにする。 」(♪) →NO 「と、当然ですよね… へんなことをきいちゃって ごめんなさい 気にしないでくださいね。 」 19日目 「昨日はへんなことを聞いちゃってごめんね。 でも、すごくうれしかった。 じつはね、それ以外にも すごくうれしいことがあったんです。 仲間たちが… 帰ってきたの! 」(♪) 20日目 「みんなは亡くなったこの家族が ちゃんと暮らしていけるように 故郷で準備をしてくれていたみたい。 一瞬でも疑った わたしが馬鹿でした。 …全部、あなたのおかげね。 」(♪) 21日目 「ついにこの街の近くにも竜が出たみたい… 大統領府で討伐隊に参加する ハントマンを募集していたわ。 今日、仲間たちと相談するの。 討伐隊に参加するかどうかを決めるのよ。 もちろん… わたしの心は決まってるわ。 」(♪) 22日目 「今日、大統領府にいって 討伐隊に志願してきたわ。 心配しないで。 仲間たちと一緒に決めたの。 この街の人のために戦うって。 死んでいったあの子のためにも…! 」(ハート) 23日目 「今回の戦いは大きな戦いなんだって。 でも大丈夫! わたしには仲間たちがいるし… わたしを信じて 帰りを待ってくれる人もいるしね…! 」(ハート) 24日目 「ねえ お願いがあるの。 明日… ここに来てくれないかな?」 →YES 「待ってるから… 絶対だよ? 」(ハート) →NO 「…そう。 仕方ないよね やっぱりわたしは役立たずだし… 」 25日目(最終日) 「来てくれたんだね… 私の大事なモノ あなたに捧げます…。 この木の下でわたしと会ったこと 忘れないでいてね… (パスワード表示) メモ、してくれた? 」 →YES(ハートいっぱい) 「ありがとう… あなたはわたしの力になってくれた。 だからわたし 絶対あなたのこと忘れない。 わたしはちゃんと帰ってくる… だから この木の下で また会いましょうね。 」 →NO パスワード表示画面に戻る
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ちびキャラトーク(パターンB) ちびキャラトークのファイター2:レオ/ローグ1:ヤック/サムライ2:ガッサン/メイジ1:シャルルのトーク詳細。 1日目 「おっと。前見て歩きな! ○○様のお通りさ。 カザンの街を歩くなら 俺様の名前を覚えておくが良いさ。 」(♪) 2日目 「お、また会ったな、お前。 ○○様に何か用か? おいおい、ひょっとして 早くも俺様が狙ってるエモノの 噂を聞きつけちまったのかい? まぁ、何も教えちゃやらんけどな。 」(♪) 3日目 「この街のハントマンは 骨のあるヤツが少ないな。 俺様の野望について来れるヤツがいやしねえ。 」(♪) 4日目 「遺跡発掘… この稀代のスキルを お披露目したくても… 俺様について来れるハントマンがいやしねえ。 」(♪) 5日目 「なんだお前、何度も俺の元にくるが… そんなに俺様の野望を聞きたいのか? →YES へっ。お前、素直なヤツだな。 ま…気が向いたら今度教えてやるよ。 」(♪) →NO 嘘つけ。 本当は興味津々のくせに。 ま…気が向いたら今度教えてやるよ。>」 6日目 「ぶつぶつ… 財宝の地図がようやく解読できそうなのに… ギルドに人が集まらねえんじゃなあ。 ぶつぶつ…。 あれ…お前、いつの間にいたんだ? 俺は今機嫌が悪いんだ。 あとにしてくれ。 」(♪) 7日目 「ふふふ、やったぞ…ようやく解読できた…! お、お前!ちょうど良いところに来た! 今、俺は機嫌が良い! この前お前が知りたがっていた 俺様の野望聞かせてやるよ! 聞きたいだろ? →YES 財宝が眠る場所を記した地図を解読して、 一攫千金を狙っているのだ! どうだ!驚いただろ! 」(♪) →NO 本当は知りたいくせに素直じゃないな! 財宝の地図を解読して一攫千金! これが俺様が狙っているものさ!>」 8日目 「せっかく財宝の地図が解読できたのに ギルドにハントマンがあつまらねえ。 まったくこの街には欲が薄いやつらばかりで 困っちまうぜ…。 」(♪) 9日目 「この前酒場で飲んでいたとき、 隣のヤツに財宝の地図の話をしたんだ。 そしたらそいつは 「その財宝の地図は本物ですか?」 だとよ。本物にきまってるじゃねえか。 」(♪) 10日目 「さっき、しけた顔したメイジが、 「貴殿はお金のことしか考えてないんですか?」 だとか言って俺に喧嘩売ってきやがった。 俺様はな信念を持って財宝探しをしてるんだよ。 そんじょそこらの奴らと 一緒にしないでもらいたいね。 」(♪) 11日目 「夕暮れ見ててさ…。 …東の空が赤いと、不安になるよな。 いやなに…。俺の生まれ故郷が東の方にあってな… 」(♪) 12日目 「……おい、お前。 お前も俺様が金しか考えてないと思うか? →YES そうか…。 ま、そう見えても仕方ねえな。>」 →NO お前、人を見る目があるな。 そんなこと言ってくれて嬉しいぜ。 」(♪) 13日目 「…俺様の生まれた村から、手紙が来たんだ。 流行の疫病で多くの子供達が死んだらしい。 俺様の姪っ子も死んじまった…。 」(♪) 14日目 「俺様の生まれ故郷は… なぜか流行り病にかかる奴が多くてな。 それなのに…医者がいないんだ。 俺様は…金を手に入れて故郷に 病院を作ってやりたい… 」(♪) 15日目 「この前は、感傷的になって、 ペラペラしゃべっちまって恥ずかしい限りだ。 まあ、俺様にもそんな時があるってことよ。 …ま、あんなことを話したのは お前がはじめてだけどな…。 」(♪) 16日目 「お前になぜ財宝を探しているのか話してから 急にギルドに人が集まるようになってきた。 なぜだろうな…俺様にもわからねえが。 お前はわかるか? →YES 何?顔つきが前より優しくなったからだって? ば…馬鹿言ってんじゃねえよ… 」(♪) →NO ま、俺様にもわからねえ。 きっとようやく俺様の魅力に 皆が気づき始めたんだな! 」 17日目 「おう。お前か… ようやくギルドのメンバーが集まってきたんだが あと1人、メンバーが足りないんだ。 …俺様のギルドに入って、一緒に財宝をとりに行かないか? →YES お前ならそういってくれると思っていたぜ! よろしくな! 」(♪) →NO 何言ってんだよ! お前と俺様の仲じゃねえか。 嫌だとは言わせねえぜ?>」 18日目 「よし!準備が整ったら言ってくれ。 遺跡探索に向かうぜ! なんだって? お前も行くんだよ!ほれほれ! 」(♪) 19日目 「…この前は散々な目にあったぜ。 あの地図の通りに進んだら 崩落に巻き込まれて…。 お前が気付かなきゃ ギルドメンバー全員、やばかった。 命の恩人だ、感謝してるぜ。 」(♪) 20日目 「結局、あの地図は偽物だったってわけさ。 あんなものつかまされた 俺様がバカだった…ぜ。 ほんと金に目がくらむと ロクなことがねえな。 」(♪) 21日目 「とあるギルドが 遺跡探索スキルを持ったハントマンを 募集しているらしい。 なにやら遺跡に眠る古代呪文の研究をしている ギルドなんだとよ。 」(♪) 22日目 「なあ、地道にやっても医者が呼べるぐらい 金が稼げるかな… →YES そうだよな… そのぐらい、貯められるよな。 」(ハート) →NO ははははは。 やっぱ、一攫千金狙わなきゃだめかな。>」 23日目 「遺跡探索ギルドのやつらがよ。 けっこうイイやつらでな。 探索に付き合えば、 お目当てが発掘されようとなかろうと 報酬を出す、って言ってくれているんだ。 」(ハート) 24日目 「例の遺跡発掘ギルドについて行くことにした。 金は薄いが目的の遺跡が故郷に近くてな。 姪っ子の墓参りも兼ねて。 なあ…明日、会えない、か…? 渡したいモノがあるんだ… →YES …ありがとう。約束だぜ。 」(ハート) →NO そう…か。 残念だな…。>」 25日目(最終日) 「来てくれたんだな… ここを離れる前に、俺様の大切なものを 渡しておくぜ… お前といられて楽しかった。 ○○様とお前が出会った記念だ。 覚えておいてくれ。 (パスワード表示) メモ、したか? →YES(ハートが二つ浮かび上がる) 財宝は見つからなかったが… お前と会えてよかったよ。 色々と…ありがとうな。 それじゃあ、またな! 俺様との日々を、忘れないでくれよ! 」 →NO パスワード表示画面に戻る
https://w.atwiki.jp/oreca2012/pages/1021.html
(BOSS)吸血竜ヴァンプスドラゴン パラメータ スロット EXスロット 出現条件 解説、攻略、その他 (BOSS)吸血竜ヴァンプスドラゴン パラメータ 属性 火 HP ? クラス ☆☆☆☆ 攻撃 ? 種族 ドラゴン 素早さ ? 対戦時アイテム ドラゴンブラッドB ドラゴンブラッドO(レア) 討伐時獲得ゴールド 267G スロット レベル 1 2 3 4 5 6 ★ ミス こうげき 吸血 吸血! ★→★★ ためる ★★ ダーク!! 吸血!! ダーク! 吸血! ためる ためる ★★★ こうげき 吸血 ダーク!! 吸血!! ★★★→★★★★ ★★★→★★★★ ★★★★ ダーク!! ダーク!! 吸血 吸血!!! ためる ためる ★★★★★ ダーク!!! ダーク!! ★★★★★→★★★★★★ ミス ★★★★★→★★★★★★ ★★★★★→★★★★★★ ★★★★★★ ★★★★★★★ ★★★★★★★★ EXスロット レベル 下位EX 上位EX 常時 地獄の吸血 ブラッドインフェルノ 出現条件 リーダー(1枚目)にシモンをスキャン クラス合計に関わらずランダムで出現 解説、攻略、その他
https://w.atwiki.jp/nanadorakari/pages/25.html
・エロなし ・ハントマンもドラゴンも(今のところ)でてきません ・ネタバレはニギリオの宿まで。 いつもと変わらない朝。 いつもと変わらない目覚め。 いつもと変わらない一日を始めるために僕は粗末な寝床を後にした。 コレルという名の使用人がいる。 若くて健康で性格も良く、使用人としての適正に溢れた優良物件だ。 本人がそう言うんだから間違いない。 所はアイゼン、貴族街の周辺部に、僕の住み込むその小さな家はあった。 まずは箒を担いでそう広くもない庭と玄関を掃き清め、それが終わったら洗濯にとりかかる。 そろそろ買い換えなきゃダメかなとボロい物干し竿を見ながら洗濯物を干し終わると、 次は水汲みと雑巾がけに入らなきゃいけない。 家の要所をカラ拭き水拭きし終え、それじゃ洗濯物が乾くまで休憩でもするかと 本棚に寄りかかって一冊拝借しそのページを開こうとしたところで旦那様から声がかかった。 「おーい、コレル!」 一行も読むことなく本を戻し、書斎へ向かう。 広げた書簡にせわしく筆を走らせ、次々と文を書き連ねるのに合わせて 眼鏡越しの視線を言ったり来たりさせる長い黒髪で僕と同年代の青年は、 僕が戸を開けると目を向けてくる暇も無いように仕事を続けながら言った。 「来たか?悪いけどそろそろ昼にしてくれ、忙しすぎて腹が減ってきた」 「はーい」 あれが僕のご主人だ。 一家代々旦那様の家の使用人をしてきたその息子である僕は、幼い頃から旦那様と共に育ってきた。 とあることで旦那様の両親と僕の両親を一辺に失う悲劇に見舞われつつもどうにか二人でやってきたのだ。 とまあ、もし僕たちが異性同士だったらなんらかのロマンスが生まれていたかもしれないが、 あいにく僕も旦那様も男なのでそういったことはなかった。断じてなかった。 ……ともかく台所へ行き材料の確認をする。 ご飯の残りとくず野菜が少々。前もらってきた鶏肉の残りもそろそろ使ってしまおう。 火を起こして簡単に味付けしたお粥を作り、肉団子を入れる。 待つことしばし、よし完成。 出来たお粥を取り分ける。このとき肉団子は全て旦那様の方に入れるのが大人の常識というやつだ。 お椀を二つお盆に載せ、書斎へと取って返す。 「お待たせしましたー」 「お、じゃ昼にするか」 ずずー。 旦那様の前にお椀を置き、僕もそばにある小さな物書き机にかけて食べ始める。 ……うん、もうちょっと味が濃くてもよかったかな? 無言で食べ続ける旦那様は、その内ふと思い出したように口を開いた。 「ああ、そういや忘れてたけど言おうと思ってたことがあるんだが」 「はい?」 ずずー。かつかつ。 聞き返す間にも食事を続ける旦那様は、また少しお粥をすすり、そしてお椀を口から放してこう告げた。 「お前クビ」 こうして僕は、かの悪名高いニギリオの宿の門を叩くことになった。 森の中にただ一本通っている道を歩きながら考える。 人生なにがあるか分からないもんだなあと。 感慨に耽りつつ歩き続けているうち、やがて本当にこの先に何かあるのかと思ったほどの静かな一本道の先から 木々の匂いとは違う匂いが漂い、開けた土地が見えてくる。 程なく、僕の眼前に落ち着いた意匠のいかにも温泉宿といった建造物が現われた。 あれが今日からの僕の職場、ニギリオの宿だ。 その庭先に佇む従業員らしき女の人に、僕は近付いていった。 「あの」 「いらっしゃいませ~人類最後の桃源郷、ニギリオの……あれ?ルシェの……お客さん?」 「いえ、新しい使用人ですけど」 「ですよねー!」 「……」 ですよねーって。 まあ船に乗ってここまで来れたという分を差し引いても身なりを見れば丸分かりなんだけどさ。 「まあそういうことで来たんですけど……まずはどちらに伺えばいいですか?」 「そうですねー、入って左の受付に断ってから二階のご主人の部屋へ伺うといいと思いますよ」 「あ、丁寧にありがとうございます」 「いいえ~、これから同僚になるわけですし。お仕事は辛いですけど脱そ……めげないで一生懸命頑張ってくださいね~」 今脱走って言おうとしませんでした? さて。結局のところ僕はここに来ているわけだがもちろん黙ってクビになってきたわけじゃない。 『……クビ?今クビって言いました?』 『ああ言った、確かにお前クビと言った』 『……な』 『な?』 『なんでまたいきなり!?クビになるようなことをしでかした覚えはありませんよ……?』 『……まあな。そもそもお前がどうこうじゃなくてこっちの都合だからな』 『はあ……』 ちなみにこの間二人ともお粥をすすりながらの会話なので緊迫感もなにもありゃしない。 『とりあえずお前、ウチがしがない貧乏貴族だってことは知ってるな?』 『はいまあ、お金も地位も力も無いうだつのあがらない貧乏貴族であるという程度には』 『張っ倒すぞ。ともあれまあそういうことだ、……ぶっちゃけお前を雇っておくほどの金がなくなった』 『給料なんてもらった覚えがありませんよ』 『金があっても俺がお前に給料をやると思うか?』 『いいえ、全く』 『本当のことだがムカついてきたぞ。まあ、これ以上お前を食わせていけないのも本当だけどな』 『でもですね、でもですよ?いくらなんでも二十年近く連れ添ってきた僕を、 いきなりクビってのはあんまりじゃないかと!今まで築いてきた絆というものを考慮して頂けないですか』 『絆じゃ飯は食えない』 『うっわひどい!友情はプライスレス』 『……下らないことを言うな。』 『だってそうでしょう!ああこれまで僕が信じてきたものはなんだったんだろう。こんな鬼や悪魔のごとき所業を受けようとは』 『……食わせておけなくなったとはいえお前の再就職先だけはなんとか見つけておいたんだがな』 『神様仏様旦那様。やっぱ絆を信じてよかった』 『現金すぎるだろお前……まあ、とにかくそこへ行きゃ飯だけは何とかなるだろ。ニギリオの宿ってとこだが』 『……… ……え?ニギリオ?』 とまあ、そういうわけだ。お金が無いと言われちゃ居座っているわけにもいかない。 共倒れしたってしょうがないしね。 さて、受付も通っていよいよここの主、ジェンジェン爺とご対面だ。 使用人ネットワークの産物として僕もジェンジェン爺の噂は色々と耳にしている。 曰く、裏の世界の覇王。金の亡者。元マフィアの頭。 そのくせ根城に引っ込んで金儲けに勤しむ温泉宿の主人としての顔を持ってたりする偏屈ジジイ。 その裏の実態を知っているものは本人を除き一人もいない…… ……温泉宿の使用人として呼ばれたわけだし、そんなに心配しなくていい、はずだ。うん。 深呼吸を一つ、僕は支配人室に踏み込んだ。 「失礼します……」 「おおいらっしゃいま…………ってなんだ!」 部屋の中にいた黒髪の老人が振り返り、さっそくお小言が飛んできた。 「お客様かと思えば薄汚いルシェではないか!さっさと用を済ませて仕事に戻…… ……うん……?たしかお前の顔はまだ見たことが……」 いきなり叱咤モードに入りそうになった老人は、新顔である僕を見て一旦停止する。 人の出会いは最初が肝心、僕は背筋を伸ばしてはっきりと自己紹介した。 「あ、はい!以前こちらに伺いましたショウジュの家から新しくご奉公に参りました、コレルと申します。 至らないところもあると思いますが、一生懸命働かせていただきますのでどうぞよろしくお願いします!」 「……ふん。最近の者にしては多少躾が出来ているようだな。ショウジュ……?たしか……」 振り返った黒髪の小柄な老人は、再び机に戻って何か帳簿のようなものをめくり始めた。 これが、ジェンジェン爺。……驚くほどイメージどおりでちょっと怖い…… 「ショウジュ!そうか、あの糞生意気な若造だな!……そうか、お前か! 人を馬鹿にしくさった態度で使用人を紹介しましょうかなどといらなくなった穀潰しを押し付けてきおって!」 「す……すいま……」 なんて言い草だろうか。 当たってるだけに。 予想通り過ぎる人柄に毒を抜かれつつも、僕は次の言葉を待った。 「まったく……で、ここの使用人になりに来たとか言っておったな……」 「は、はい」 ジェンジェン爺は後ろを向いて何か別の冊子をめくって行く。 遠めに見る限り使用人の、名簿?……のようだ。 「ふん」 「……」 「小僧」 「はい!」 「働きに来たと言ったな」 「はい、どうぞよろしくおね」 「いらん、帰れ」 「ご無体なっ!!」 それはもう突然かつ完璧な宣告だった。 か・え・れ。帰れ。 ……前述の通り、僕には帰る場所がない。 帰れといわれて帰るわけにはいかないのだ。 【粘りますか?】 ……もちろん『YES』だ! 「なんじゃその目は!? ウチにはすでに十分な数の使用人が働いておる! 無駄な人員に払う金などないわ!」 【それでも粘りますか?】 『YES』 「帰れと言っとろうが! 何か?自分がよければこの零細経営の宿が苦しくなってもいいというのか!? なんと自分勝手な、ああこれだから近頃の若い奴は嫌なんじゃさっさと帰れ!」 【負けずに粘りますか?】 『YES』 「ええい……しつこいやつめ! これでもやるからさっさと帰れ!」 【パロの実を手に入れた!】 【…………死ぬ気で粘りますか?】 『……YES』 「なんじゃと!?これでも帰らないのか! ええい、それならやったものを返せ!」 【パロの実を取り上げられた!】 「……ふん、そこまで言うなら雇ってやってもいいぞ? その代わりここの使用人が一人泣くことになるがな、それが資本主義というものじゃしな!」 「!?」 「やれやれ、そうと決まればクビにする奴を決める作業にかからなくてはな。 心が痛むが仕方ないわい、一人を救えば一人が救われない、それが世の中というものじゃ。 諸行無常、盛者必衰、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。 後から来た奴が諦めれば万事丸く収まるのにな」 「……」 【……本当に、全力で、恥も外聞もなく、土下座して粘りますか?】 『YES』 「……心の底から申し上げます、どうぞ、これ以上、酷いこと仰らずここへ置いてくださいませんでしょうか」 「!?」 「どんな仕事でも喜んでやりますので、ほんとに、どうか、ちょっとでいいんで哀れみの心をお願いします、いやマジで……」 ……粘ること30分。どうにか僕は生きていく場所を手に入れた。 ―――――――――――――――――――― これが、僕がニギリオの宿で働くに至るまでの経緯だ。 ここらで一つ閑話休題を入れて頭をリセットしたいところではあるけれど、 残念ながらそんな話題もないので現在の僕の様子に移ろうと思う。 宿泊施設の朝は早い、めっちゃ早い。 日が昇る前に起きだし、僕は同僚達と共に仕事に取り掛かった。 ちなみに、僕たちが寝起きする宿舎についての描写は特にしないので自由に想像して欲しい。 たぶんそれで大体合ってる。 僕達の最初の作業は露天風呂の掃除だ。 お客さんの中には朝風呂という奴がめっぽう好きな人もいるわけで、彼らが起き出してくる前に 夜の間に落ちた葉っぱやらなんやらを片付けてぴかぴかに磨き上げておかなければならないのだ。 かき集めた落ち葉などを捨てに行くと、ちょうどゴミ出しに来ていた給仕の女性が声を掛けてきた。 「あ、おはよう。どう?そろそろ仕事には慣れた?」 「おはようございます。はい、しっかり教えてもらえるおかげでバッチリです」 「うん、クタベさん面倒見がいいもんね」 この人がニコレットさんだ。 僕より少し年上で、担当は違えど仕事に関することを色々と教えてくれる。 とても明るくいつも笑顔を絶やさないので皆から親しまれていて交友関係も広い。 ちなみに、さっき話の中に出てきたクタベさんというのは…… 「おぉい、立ち話もいいがきちんと仕事を片付けてからにしないとダメだぞ」 噂をすれば影。振り向けばクタベさんがデッキブラシを持って苦笑している。 「あ、すみません。じゃニコレットさんまた」 「私も仕事しなきゃ」 「さ、行こう」 そうしてニコレットさんは戻っていき、僕はクタベさんの後について歩き出した。 クタベさんはここの使用人達の中では年長の、ややくたびれた感のある男性だ。 けれど僕は、その小柄だけどがっしりした体躯や積み重ねた苦労が刻まれたかのようなシワをかっこいいと思ったりする。 後輩や新入りにも優しく、新入りである僕を同じ班に入れて色々面倒を見てくれるいい人だ。 「それにしてもなかなか飲み込みが早くて、助かるよ」 「あ、ありがとうございます。ずっと使用人だったんで、掃除とかは自然と分かるみたいです」 「ああ。だが、ここは大勢のお客様を相手にするところで家付きの使用人とはだいぶ違う。 そのあたりのことはやはりニコレットに教えてもらうといいかもしれないな」 「はい」 そう。生まれたときから使用人になることが決まっていたような人生を送ってきたおかげで 仕事自体はそう苦にならないが、やっぱりお客さんを相手にするというのは違う。 使用人としてはともかく接客業のスキルがない僕はまだまだ仕事を任せられるレベルじゃないということだ。 少しでも早く仕事を任せられるレベルにならねばと誓いつつ、後は黙々と作業をする。 掃除しなければいけないところはいくらでもあるし、水を汲んだり食材を運んだりとやることは尽きないのだ。 ただでさえ無理やりここの使用人に納まったことでジェンジェン爺からいい目で見られていない僕は、 評価向上のためにそりゃもう馬車馬のように働くほか無かった。 ただ、今だから思えることがある。あの時『働きたい』と言ったからあんなに帰れ帰れ言われたのであって もし『働きたくない』と言っていたら速攻で働かせてもらえたんではなかろうか。 ……そんな訳無いよね。そんな訳無いと思うことにしよう。 「……ふぅっ」 とりあえず仕事は一段落着いた。 もちろん掃除なんてのは一日中やってたって足りないわけだし一日の仕事はまだ始まったばかりだが、 とりあえずお客さんが起きて来るまでにやらなければいけないことは終わった。 この後は朝食を取った後、いくらやっても終わりの無いエンドレス掃除タイムに入ることになる。 それにしても。 一つ一つの仕事が苦にはならないとは言ったが、全体的なキツさとしては相当な感がある。 まだ仕事はいくらでもあるのに、足腰の筋肉は微妙にだるい。 この調子で身体を酷使していけば、行く末は『貧相なくせにガチガチ』と揶揄される 典型的な小作人体格になっていくこと請け合いだ。ま、今でも微妙にそうなんだけどさ。 しかし、こうしているとなんだかまんざらでもない感覚と共にこんなフレーズが浮かんでくる。 ……労働って、いいね! 「……なに爽やか気取ってやがんだか……」 見られてたよ。 若干バツの悪い思いをしながら振り返ると、そこには 不機嫌そうな視線を投げる短髪の青年が一人座り込んでいる。 「……えと、すいません」 とりあえずなんだか気に障ったらしいので謝っておくが、 どうやら先輩殿の機嫌は思ったより悪いらしかった。 「けっ、別に謝ってもらわなくたっていいけどよ。 あのクソジジイにこき使われてんのに、それを喜んでやってる奴がいると思うと嫌になんだよ」 「はぁ」 ……成程。これが無理やりつれてこられたクチか。 知っての通り、ここで働いている人達の事情には二種類ある。 一つは僕のようにこの不況で勤め先が無くなり、ここに身を寄せて来るタイプ。 そしてもう一つが、詐欺に遭ったり借金のかたに売られたりしてここで働くよりなくなったタイプだ。 目の前にいる先輩はどうやら後者のようだった。 「……先輩は、どうしてここに?」 今思えばここで黙ってればよかったのだろうが、僕は地雷原に続く一歩目を踏み出してしまった。 案の定先輩は険悪度を上げた視線を向けてくる。 「……騙されて連れて来られたんだよ。んなこと聞いてどうするってんだ」 「いや……ここで働いているのが不満なような感じだったんで、なんとなく」 「ここで働くのが、だ?いちいちすっとぼけたこと言ってイラつかせてくれる野郎だな…… いいか?俺はな、金持ちだの権力者だのそういう奴らが皆だいっ嫌いなんだよ。 俺達みたいな底辺層を踏み台にして自分が得することばかり考えてやがる、 そーゆー奴らに尻尾振ってる奴も俺は大嫌いだ」 「……」 むう。 さすがの僕でも『尻尾振る奴』が誰を指しているのかは分かった。 随分と嫌われてるなあ。 さて、こんなところでケンカ腰になるほど分別が無いつもりは無いけどここで引き下がって それこそ尻尾を振るしか能のないやつだと思われてもつまらない。 一応説得を試みては見よう。 「……これでも尻尾振ってるつもりは無いんですよ? ただなんていうか、性格的に仕事はきっちりしないと気が済まないっていうか」 「仕事、ね」 「………… いけませんか?自分の仕事ちゃんとやるってのはおかしいことじゃないと思いますけど」 「いけねえなんて言ってねえよ、ただ使う側の奴らに良い顔してんのが気にいらねえだけだ」 「良い顔したいんじゃなくて仕事をちゃんとしたいだけだって言ってるじゃないですか……!」 まずい、険悪な雰囲気になるのが止められない。 だけどここで引き下がるわけにはいかなかった。 好むと好まざるとに関わらずずっと使用人をやってきて、それなりに使用人であることの誇りも美学もある。 それを根底からぶち壊されるようなことを言われて、黙っているわけにはいかないのだ。 「大体、聞いてれば使う側の人をよく思ってないことは分かりますけど。 元々が使用人なんて使う主人がいて初めて成り立つ商売じゃないですか。そのことを踏まえた上で 使用人としての誇りを持ってやってるんだから、他人にとやかく言われることじゃないと思います」 「誇りだ!?使用人の?そんなもんが本当にあると思うか? 雇う側の都合であれだこれだ指図されて所有物として扱われて、牛や馬とどこが違うんだよ!」 「牛、馬、所有物で結構です!自分の財産を大事にしない人がいますか!? 働かせるために雇った人材にわざわざ意地悪して働けなくしたり長続きしないようにさせる人がいますか! 自由が少ないのは事実ですけど、少なくとも使用人だって真面目にやってりゃそれなりに幸せになれるじゃないですか! そんなことも考えられないんですか?」 「……」 「……」 「……ああそうかよ」 彼は立ち上がった。 こちらを真っ直ぐに睨みながらつかつかと歩み寄ってくる。 「そうだろうな。お前の言ってることは間違ってねーだろうさ。 で、悪口ばかりで真面目にやらねー俺はたるんでるだけだと。結構だよ。 でもな」 そして彼は、右手で向こうを指差した。 「あいつに同じことが通じるか?」 彼が指差したのは、重そうな水桶を運ぶ小さな女の子だった。 その身体に見合わない大きな桶を提げ、懸命に運んでいる。 「あいつだけじゃねえ。ここには小さい奴も身体の弱い奴もいるのは知ってんだろ。 そいつらはな、使用人が向かないからってやめるわけにはいかねえんだよ。 その自由が無いことは大したことじゃねえのか?俺は納得いかねえんだよ」 「……ぅ」 「確かにお前みたいな健康で良く働く馬なら大事にしてもらえるだろうけどな。 病気の馬やヨボヨボになって働けなくなった馬はどうだ?下手すりゃ処分されるだけじゃねえか!」 ……ヘコんだ。 完膚なきまでにヘコんだ。 あのあとまた仕事に戻り、今は昼の休憩だ。 どうも僕が精神的にやられたことは顔に出ていたらしく、クタベさんにかなり心配されてしまった。 「……はぁ」 「どーしたの、そんな暗い顔して」 「ニコレットさん」 本当に余程ダダ漏れらしい。ニコレットさんまで声をかけて来た。 「いえ……なんでもないです」 「なんでもなくないでしょ。ま、無理に話せとは言わないけど」 「……すいません。どう言えばいいのか分からなくて」 「気にしない気にしない。さ、元気出して。もう休憩終わりよ」 (……反論できるだろうか) あの先輩の言ったことは事実だ。 僕にとっては従属なんて苦痛でもなんでもないが、それはあくまで『僕にとっては』だ。 思えば僕はいい環境に恵まれて居たのだろうが、そうでない人だっている。 そんな人たちが居るということを踏まえた上で僕はどう振舞うのが正しいだろうか。 世を嘆きながらなるべく嫌そうにしているとか? そんなわきゃ無い。 ………。 (……なんかだんだん腹が立ってきたぞ) そもそも僕は何でこんな事で頭を悩ませてなきゃいけないのだろうか。 これは社会の問題であって、一介の使用人である僕が考えなきゃいけないことじゃないはずだ。 せっかく温泉宿なんて珍しいロケーションでの使用人ライフを送れると思ってたのに…… (……あ) あの子だ。 相変わらずその小さな身体では無理のある仕事を懸命にこなしている。 「……」 僕は黙って彼女に近付いた。 「あ」 「よっと」 水桶を引き取り、ポカンとして見上げてくるその子に聞く。 「どこまで持っていくの?これで終わり?」 「え?え、えと、お風呂の入り口に置くんですの。それで、お客さんが使って無くなったらまた……」 「分かった。じゃ早く戻してお客さんのチェックに戻ろう」 それだけ言って駆け足で浴場入り口へと向かう。 呆気に取られていた女の子も一拍遅れて付いてきた。 「……ここでいい?」 「は、はいですの、あの」 「じゃあ、また無くなったら呼んでくれる? 桶を運ぶのは僕のほうが向いてるから、その間お客さんの相手をしてて」 「でも、あの、それじゃお兄さんの仕事が」 「大丈夫、僕は働き盛りだからその分たくさん仕事をしなきゃいけないんだもの」 じゃ、と言い残して自分の仕事場へ戻る。 「……」 デッキブラシを手に取った。 気合いが漲る。 傍目からはさぞ間抜けに見えるだろうが、今の僕の心は巨大なドラゴンに立ち向かうハントマンのようだ。 「いくぞ」 そうだ。なんかもう吹っ切れた。 さっきのことは我ながらなかなかの偽善っぷりだった。 他人を手伝ってる暇があったら自分の仕事をしろという嘲りが聞こえるようだ。 ……なら自分の分と他人の分を引いてもお釣りが来るくらい仕事すれば問題なしだ! 「てやああぁぁー!」 気力満点、僕は猛烈さの中にも丁寧さを忘れない心構えで一気に仕事の殲滅にかかった。 「……ふぅっ!」 非常に疲れたがそれもこの充足感を思えば吹っ飛んでしまおうというものだ。 受け持った掃除箇所をいつもより一時間ほど早く掃除し終え、 余った時間で夕食の準備でてんてこ舞いの厨房へ材料を運んだり水汲みを手伝ってきた。 仕事がはかどったという事実はこうも自尊心を満足させる。 「……今度はなんなんだ」 あの先輩が箒を手に立っていた。 その表情はどことなく呆れているようにも見える。 ぎろりとねめつけ、僕は言った。 「…………こうしないと、自分のスジが通せないんですよ!何か文句ありますか?」 「何も言ってねえだろ!?なんでつっかかってくんだよ!」 「朝方散々つっかかって来たのはそっちじゃないですか!」 びっ!と人差し指を突きつける。 「ええ、ええ、そりゃ世の中いい人ばかりじゃないし僕と違って辛い思いしてる人もたくさんいますよ! じゃあどうしろってんですか!百歩譲って不愉快なのは分かりますけど、 それなら一緒にいやーな顔してれば満足なんですか?違うでしょう!? じゃあどうしろってんですか!!僕に何が出来ます?何も出来やしませんよ!!」 「逆切れかよ!?」 「逆切れでなにが悪いんですか!人の使用人ライフに水を挿すようなことばっか言って!」 「悪かったな!でもな、これだけは譲れねーぞ! 仕事のためだろーとなんだろーと、それで無理に仕事させられる奴らのことを仕方ないなんて」 「誰が言うんですか!そういうときは助け合うでしょう!?」 「ん、おう」 「だいたいどうにもならないことがあるからってウジウジしててもしょうがないじゃないですか、 それならそれなりにせめてマシな環境を作れるように知恵を絞るのが前向きな生き方でしょう」 「ああ、で……」 「別にお互いに支えあっちゃいけないとか言われてる訳でもなし、 最終的に仕事さえできてりゃここの主人なんかは満足するんだから 適当にこっちで工夫すればいいんですよ!大体……」 「だから、その……ちょっと待て」 「与えられた……はい?なんですか?」 「えと、あの、な? ……俺は別にお前があのクソジジイの手駒になるんじゃないかと心配してるだけで、 お前のポリシーを否定したいわけじゃないってかむしろどうでもいいというか……」 「…… …………ええーーーーー!?」 「ええーって言われても」 「え、だって、それじゃ僕は何のためにあんなに悩んだり……」 「知るかよそんな事」 ……なんということだろう。 あまりのことに僕はがっくりと膝をつき、思いっきり脱力してへたりこんだ。 ああ、気力が尽きた。 あからさまにやる気のなくなった僕に、先輩は念を押すように聞く。 「で、もういっぺん聞くぞ。身体の弱い奴調子の悪い奴、立場の弱い奴を監視する方になったりは……」 「しませんよ、そんなこと」 「……そうか」 一拍、間が空く。 「……じゃ、お前もちゃんとした『仲間』なんだな。疑って悪かった」 「あ」 差し出された手を見る。 やがて、段々と、僕は理解することができた。 新しい友達ができたのだ。 たった今失われた気力がもう戻ってきた。 我ながら分かりやすいと思いつつも、その手をしっかりと握り返す。 「……どうも。これからよろしく」 「へっ」 そうして僕の仲間は一人増える。 ここへ来たときはどうなるかと思ったが、ニコレットさん、クタベさん、そしてまた一人分かり合える人ができた。 この分なら新しい生活にもきっとすぐなじむことが出来るだろう。 そう信じるのに十分なこの一日は、後に他にも色々な人たちと仲良くなるのに大きな自信を与えてくれた。 …… 眠くなってきた。 まだ彼女のことを書くところまでいっていないが、明日も早いし今日はこの辺でやめにしよう。 所はアイゼン、東の半島。そこにある温泉宿で、僕は明日も働いているだろう。
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かげろう(ドーントレスドライブ・ドラゴン軸) かげろう(ドーントレスドライブ・ドラゴン軸) 主なカードキーカード サポートカード デッキレシピコメント 戦術 このデッキの弱点 このデッキへの対抗策 外部リンク 主なカード +... キーカード サポートカード デッキレシピ G ユニット 枚数 備考 0 レッドパルス・ドラコキッド 1 FV ブルーレイ・ドラコキッド 4 槍の化身 ター 2 ガトリングクロー・ドラゴン 3 封竜 アートピケ 3 ドラゴンモンク ゲンジョウ 4 1 鎧の化身 バー 4 ドラゴンモンク ゴジョー 3 魔竜導師 キンナラ 3 ワイバーンガード バリィ 4 2 ドラゴンナイト ネハーレン 4 バーサーク・ドラゴン 4 ベリコウスティドラゴン 4 3 ドーントレスドライブ・ドラゴン 4 ドラゴニック・オーバーロード 3 コメント デッキの編集議論に。雑談をする場合などは共有掲示板をご利用ください。 BR軸ってのはたしかに微妙だが、↑みたいなやつはもっと不快。 -- 2013-08-26 23 37 56 何この紙束 -- 2013-08-27 00 36 46 ふぁいなるた~ん -- 2013-10-01 20 47 40 これは酷い…という事でひとまず無難な構成に編集 ジエンド軸と差別化出来るように取り敢えず相方はオバロをチョイス -- 2013-10-01 21 09 27 封竜で固めて、ブロケード・インフェルノのLBで31000を2回撃つのはどうだろ -- 2013-10-12 18 04 31 相棒候補としては…オバロ、ジエンド、アリフにアンバー、ゴクウにインフェルノ…ってほぼ全部じゃねーか。 -- 2013-10-12 21 16 55 フレアウィップも有りだな -- 2013-10-14 01 27 34 ジエンド使わんの? -- 2013-11-12 13 23 03 とりあえずドラゴニックガイアースとブラストバルクドラゴンを入れた形で落ち着くかな -- 2013-11-22 12 27 31 ↑ごめん、ブラストバルク軸になってしまうな -- 2013-11-24 22 23 05 コメント すべてのコメントを見る 戦術 このデッキの弱点 このデッキへの対抗策 外部リンク カードファイト!! ヴァンガード Wiki カードファイト!! ヴァンガード 共有掲示板
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あたしは急ぐ。 こんな、こんなはずじゃなかった。 ほんとならとっくに終わらせて、姉御のところに戻ってるはずだったのに。 ここはどこ? 辺りの景色はどこもかしこも見たようで、出口の無い無限回廊に迷い込んだような錯覚を感じる。 ない。ない。ここにもない。 お願い、あの角を曲がったら。 ……その先に続くのは同じように続く廊下。 軽く絶望で心が塗りつぶされそうになる。 止まっちゃ駄目だ。限界は近い、もうすぐ急げなくなるかもしれない。 なんとしてもその前に見つけなくちゃ。 心を奮い起こし、再びあたしは急ぎ始める。 ……トイレ、どこ………? ――五時間前、午前6時40分。 窓から差し込む日が眩しい。 小鳥のさえずりに引き寄せられて、あたしは現実に浮かんできた。 身体を起こして窓から見上げるとミロスの美しい空が見えた。 うん、今日もいい朝だ。 歩きながら腕を頭の上で組み、目一杯伸びをする。 若干身体を捻りながら背骨を鳴らすと、眠気が少し消え代わりに爽やかな気分が沸いてきた。 ドアをくぐる。 テーブルの向こう、あたしの向かいに光の反射で紫に見える黒髪の女の人が座っている。あたしの師匠だ。 テーブルの上には七人分の朝食。ちなみにその内容は 白いご飯。 味噌汁。 焼いたメザシ。 漬物が少々。 小鉢に納豆。 ……いまどきアイゼンでもなかなか見ない朝食ではなかろうか。 「って言うか、姉御料理できたんですね……」 「起きてくるなり開口一番それか」 あたしの口からつい漏れた本音を耳ざとく聞きつけた姉御が、味噌汁をすすりながら軽く睨んでくる。 「前から思っていたがそもそもお前は私をどんな風に見ているんだ。 昔からよくお手伝いをしてさっちゃんはいいお嫁さんになるわねと言われた私だぞ」 「へぇーへぇーへぇーへぇー」 「こいつ……」 「えー、だってギルマスもリーダーも姉御は料理が出来るなんていってませんでしたよ? 他に誰もいないときは自分で何か作れって」 「む……そうなのか?昔おままごとで泥団子を喰わせた事を根に持ってるんだろうか……」 「何やってんですか」 「まさか本当に食べるとは思わなかったんだ、大体食うほうも食うほうだろう」 「いや、そりゃそうですけど……」 「まあなんだ、もうこの話はいいだろう。……おはよう」 「……おはようございます」 「おはよう、今日もいい朝だね……」 テーブルについて朝食に取り掛かっていると、朝だと言うのにメイジ衣装フル装備の男の人がやってきた。 席に着き、肩まであるボサボサの青髪を手櫛しながらふああふ、とあくびをひとつ。 「ああおはよう、また徹夜したのか」 「うん……帳簿つけて届出の書類書いて内職やって新しい魔法の詠唱書いてたらいつのまにかこんな時間でさ……」 「あの、昨日もそんなこと言ってませんでしたっけ?ほんとに寝てます?」 「寝なきゃ人間生きていけないでしょー。少なくともおとといは……あれ?その前だっけ?えーとちょっと待ってね」 「食え。そしてさっさと寝ろ」 この人がうちのギルマスだ。 性格はなんというか、理知的で柔和ないい人なんだけど電波体質なのが玉にキズだ。 完璧な人間をやって尊敬されるよりも見下されてでもネタを仕込みたいという彼の美学は理解できない。 そんなギルマスだが放っておくとすぐ肉体の限界まで仕事や研究をやって過労で倒れるので注意が必要だ。 暇さえあれば本を読んでいるくせにギルドの誰より(ローグであるあたしより)目がいいという分からない人でもある。 「朝っぱらから寝てたら駄目人間でしょーが、まだ大丈夫だよ」 「お前は別ベクトルですでに駄目人間だ。いいから寝ろ」 姉御達が押し問答をしているうち、残りのメンバーが起き出してきた。 さっきまで朝の静けさに包まれていた食卓に、にぎやかさと活気が満ちてくる。 「味噌汁……懐かしい味だ」 あたしの右前方にいる丈夫そうなファイターの人がリーダー。 ギルマスがいるのに別にリーダーがいるのかと突っ込まれそうだが、あまり気にしないで欲しい。 しいて言うなら机仕事はギルマスが、畑仕事はリーダーが先導することが多いのでこういう呼び名になったみたい。 実直だけどギルド一物分りのいい人間の出来た人で、かついい感じにヘタレなのが何ともいえない。 苦手なものは爬虫類全般(何でこの人ハントマンになったんだろう)、特にワニが大嫌いらしい。 「懐かしいですか……私にはまだ良く分からない味ですね……」 その隣で味噌汁と格闘している女の人が副長。 ギルマスがいてリーダーがいてその上副長がいるのかと(以下省略)、 これはあだ名だ。眼鏡の真面目そうな冒険者がいいんちょと呼ばれていても変には思わないでしょ? ちなみに命名はあたし。リーダーについて歩く様子と、ナイトらしい生真面目な性格からなんとなくつけた。 正義感が強く、というか強すぎて若干空回り気味なところもあるけど自己反省を忘れないいい人だ。 「……」 あたしの正面でもくもくと漬物をつついているのが姫ちゃん。 正直この子のことはよくわからない。無口な子だ。 頭の上で耳が揺れているが実はこの子はルシェでは無い。つけ耳だ。 従ってこのギルドには一人もルシェがいないことになるが、ギルマスいわく別に雇用機会均等法に 喧嘩を売っているわけではなく単に出会いが無かったから……らしい。 あの耳はルシェの親友から送られたおそろいのもので、その親友はいまはこの世にいないらしい。 「どうしたの、箸が止まってるよ?食欲が無い?」 「あ、ううん。なんでもない」 そして、今あたしに話しかけてきた彼が……このギルドのヒーラーだ。 あたしより三つ年上の彼はその、まあ、なんというか、あたしの、いい人……っての? こんなあたしを女の子として見てくれる数少ない人で、大人しげだけどいざというときにはとても頼りになる。 初めて会ったときは単に童顔だなー、位にしか思わなかったけどこうして見るとなかなか……いい男だよね。 ……あー、おほん。 安全な場所で怪我した人を直すだけではなく脅威であるドラゴンを倒さなければならないと考えた彼は ハントマンになることを決意、ちょうど振り返った先でドラゴン退治について計画を立てていたあたしたちに 勢いで入団を希望して今に至る。 以上、これがうちのギルドのメンバー。 なかなかクセのある人達だけど、皆いい人なのはあたしが保障…… ……しまった。 すっかり紹介した気になっていたが、この人の事を最初に書くべきだった。 姉御に目を向ける。 寝乱れた長い黒髪で、メザシを口の端にくわえながら漬物に箸を伸ばす。 ……この人はこういうのが本当に絵になる人だ。 これが姉御。サムライだけど、さっき言ったとおりあたしの師匠。 そしてお世辞にも育ちの良くないあたしのお目付け役。 姉御と言う呼び名はこのギルドにお世話になることが決まったときびくびくしながら呼んだのが始まりだったが、 なんとなく定着して今でも基本的にこう呼んでいる。あとは気分でたまに師匠と呼ばせてもらっているが そういうときの姉御は口では『師匠と呼ぶなと言ったろう』とか言いながら何だかまんざらでもなさそうなので これからもたまに師匠と呼んでみようと思う。 居合と無手に鍛錬を欠かさず、普段大雑把に振舞ってはいても常にサムライの魂は忘れない。 そんな姉御が昔は斬馬系のサムライ崩れだったというから世の中はよくわからない。 カタナを扱う自己流の剣士として己が信じる道を往き、ブシドーだのなんだのを歯牙にもかけなかった姉御だが こっちに来て本物のサムライに出会いその教えに一転心酔、それまでのスタイルを捨て去って 名前まで変えたというんだから本当に極端な人だ。よっぽどどこか感銘を受けるところでもあったんだろう。 と、あたしの視線に気付いたのか、箸を咥えた姉御がこちらへ視線を送り返してくる。 「……なんだ?私の顔に何か……ご飯粒か?」 「すいません、なんでもないです」 ぺたぺたと頬をさわる姉御に首を振って否定する。 そうか、と食事を再開しようとした姉御はふと何か思い出したように持ち物を探り始めた。 「……そういえば福引で劇のペアチケットをもらったんだが……お前、一緒に来るか?」 ―――――――――――――――――――――――――― ああ、できない、私にはできない。 たとえ永久に手に入らないのだとしても、 この手でこの方に血を流させるなんて。 それならばいっそ、……私は、泡となって消えてしまおう…………… 「……っ……うぅ………」 「まだだ、エンディングまで泣くんじゃない」 そういう姉御の目には既に今にも溢れそうなほどの涙が揺れている。 あたしたちは文化ホールの一席に座り、遠い昔に書かれたというおとぎ話をモチーフにした劇を観賞していた。 「そんなこと言ったって……あ、姉御こそもう限界じゃないですか……」 「ば、馬鹿……目にゴミが入っただけだ」 「それならあたしだって、せっかくの、ペアチケットなのにっ、あたししか誘う人がいない姉御の不憫さを……」 みしっ。 「……痛い、超痛い」 「この、馬鹿………うう……」 「えうう………」 あたしも姉御も結局のところ、エンディングまで耐えることは出来なかった。 「副長もチケット持ってるみたいなこと言ってたけど見えませんね」 「午後から来るのかもしれないな」 「うー……それにしても久々に心から泣いた」 「やっぱ古くてもいいものはいいんだな……」 演劇終了後、あたし達は喫茶ルームでお茶にしていた。 国風に合った美しさで知られるミロスの劇場は、副長も一度来てみたいと言っていた話題のスポットだ。 しばらく無言で心と身体を温めなおした後、気分を変えるために話題をシフトしてみる。 「それにしても姉御、ほんとに誰か他に誘う人いなかったんですか?いやあたしは連れて来てもらってよかったけど」 「お前もしつこい奴だな……おらんと言ってるだろう。ほっといてくれ」 「だって……姉御24だよね?あと六年って長いようで短いですよー、姉御は婚活とかしなくていいんですか」 「……」 「……」 「……コンカツ………………あ、油揚げに衣を着けて揚げなおしたものとかか?」 ――駄目だこりゃ。 「……はぁ」 「え?違うのか?……え、えと、まさか本当に狐を揚げたりしないよな……? ちょ、ちょっと待て。じゃあ、ええと……」 「や、もういいです。姉御はつくづく恋愛に縁が無いってことだけ分かりました」 「なっ!?」 一瞬呆気に取られる姉御だが、やがて眉間に険悪な色が浮かんでくる。 「……って、何だと?お前最近ずいぶん態度がでかくなったんじゃないか……」 しかし悲しいかな、泣きはらした目のせいでご機嫌斜めの子供が頬を膨らましてるようにしか見えないんだよね。 はっきりいって怖くない。全然怖くない。 「だってそーじゃないですか。こちとら彼氏持ちですよ?そーゆー相手は普通外すか もしくはこれをやるから二人で行ってこい、ってのが大人の対応ってもんでしょ」 「ぐ……」 姉御がごにょごにょと詰まる。だって私だって見たかったし、とか言ってるみたいだ。 あのおっかなかった姉御に競り勝っていると言うささやかな優越感に浸っていると、姉御が話題を切り替えにかかった。 「……お前が誰と交際しようと勝手だがな、むしろもうちょっと慎めんのか? 仲良くするのはいいがそれにしたって恋人ができるなり暇さえあれば四六時中べたべたと……」 「なんですかそれ。ちゃんと戦う練習だってしてるじゃないですか、ダガーフェティシュだってレベル5まであげたし」 「あぁっ……、そういう問題じゃなくてな、……色ボケは少し控えろといってるんだ」 むっ。 色ボケとは言ってくれるじゃない。 あたしにあの虐待のような訓練を毎日受けさせた人の言うことだろうか。 ちなみに前回がソードマスタリー編とすると、今回はダガーフェティシュ編だ。 そりゃ最初の頃こそ 「握りが甘い、それだとすぐに吹っ飛ばされるぞ」 「はい」 「リラックスして構えることとゆるく構えることは違う、忘れるな」 「はい!」 「左旋回したときに半身が解けてるぞ!いかなるときも付け入る隙を与えるな!」 「はいっ!」 みたいなまともな訓練だった。 それがどうだ、最後にはまたもや置き去りで、しかも今度はまだフロワロの残っている洞窟だ。 フロワロが残っているということは当然『奴ら』がいるわけで…… 他にも色々ひどい目にあって、今日やっと休日なのだ。 ちなみに明日からは姉御と一対一の実践訓練、姉御から一本取れるまで続くらしい。 冗談じゃない、構えを取らず純粋な接近戦だけなら短剣が勝つのが当たり前だと姉御はいうが、 そんなこと絶対にありえないのは空を飛ぶ猫がいないくらい明らかだ。 とまあそんな訓練をサボりもせずやってきて色ボケとはあんまりだと思うんだよね。 あたしの口から棘を含んだ言葉が飛ぶ。 「色ボケって何ですか、あたしが今までやらなきゃいけないことすっぽかして遊んでたことありますか? 別に姉御が目に毒だっていうなら控えますけど何もそんな言い方しなくたって」 「だからそうじゃなく……いや確かにそういう意味でもあるんだが……」 「……」 「……」 「……」 「………夜」 「夜?」 「……夜、お前の部屋から声が聞こえてくる」 「……」 「……」 えーと、それって。 「――――――――――――!!?!??!?!!!?? な、な、な、なんっ………」 「それもアホのように毎夜毎夜。昨日だって寝ようとしたら……」 「ちょ、ちょっと待ってよ!?昨日は普通に寝ましたって!だって火曜と金曜はお休みにしようって……」 「……」 「……」 「あ、そ、そうか、悪かった」 「い、いや分かってくれればいいですけど」 「……」 「……」 「……え、週二日以外は毎晩?」 ……………………。 …… じ…… 自爆したーーーーーーー!? っていうか彼との夜の生活を曜日まで!? 羞恥と極限の混乱に陥りながらも、 あたしの耳は姉御の「なんだ、やっぱり色ボケじゃないか」と言うセリフを聞き逃さなかった。 くうぅっ。 恥ずかしい。消えてしまいたい!セクハラだ!……ええい、これも全部姉御のせいだっ!! あたしの心に理不尽な復習の炎が灯る。 心の奥からこみ上げるヤケクソ気味の羞恥に突き動かされ、あたしは報復の刃を抜いた。 「あ、姉御だって人の事いえないじゃないですか!? 昨日の晩、壁の向こうから一人で慰めてる声を聞かされてなかなか寝付けませんでしたよ! ……き、聞きたくなかったけど聞いちゃったんですからね!?」 「……」 「……」 「……………ええと」 え、何この反応。そんなナチュラルに困惑した顔をされても…… 「昨日から、私の部屋は一階に移ったんだが」 「え」 そうなの?とするとあの声は…… かちゃん。 音のしたほうに顔を向ける。 あ、いつの間に来たんですか副長。 どこにも見ないと思ったがやっぱり来たらしい。 建物自体のおしゃれさと劇場への期待で興奮しているみたい。 スプーンを取り落としたことにも気付かない様子で、緑色の髪と見事なクリスマスカラーのコントラストを作るほど 顔を 真っ赤に ……………………。 …… ご…… 誤爆したーーーーーーー!? 「いやあの」 「すっ……… ………すいませ……………………!!!」 誤魔化そうとする間もなく副長は泣きそうになりながら逃げ出した。 そのまま逃げていくかと思いきや、空気の読めないレジ員に止められて半泣きでお金を支払っている。 後に残された気まずい沈黙の中、あたしも冷静さを取り戻してきた。 「……お前、あれは」 「スイマセンでした、ほんとスイマセンでした」 「いや別に悪気が無いのは分かってるんだが……」 「うぅ、悪いことしたなぁ。姉御もなんかすいませんでした」 「あ、まあ、気にするな」 大きな犠牲を(副長が)払いながらもなんとなく和解する。 何か話す雰囲気でもなくなり、あたし達はしばらく無言でお茶をすすった。 …… しばらくして、下腹部に誰もが知るあの感覚が走る。 外に比べてここは石造りの大きな建物で気温は低いし、身体を冷やしたかな? 「すいません、トイレ行って来ていいですか」 「ああ、そこをまっすぐ行って突き当たりを右だ。しばらく行くと分かるはずだ」 「はい」 そうしてあたしは喫茶コーナーを離れ、トイレを探すために歩き出した。 「あ、右じゃなく左だったか……まあ案内も出てるしすぐ気付くだろ」 ―――――――――――――――――――――――――― ――現在、12時05分。 あたしは急ぐ。 なんだってこんな事になったんだろう。 まだまだ大丈夫だと思って迷子の親を捜してあげたのが間違いだったのか。 ううん、あれを間違いと言うほど不人情な人間ではないつもりだ。だけど、そのツケは今確実に来ている。 あたしが別のところに気を取られて気付かないでいるうちにそれはいつのまにか差し迫ったところまで来ていた。 意識した瞬間、時間経過で増大したそれはあたしから全ての余裕を奪う。 焦ってあたしは元の場所へ…… ……あたしは、自分のいる場所が分からなくなっていた。 そんなわけであたしは今、下腹部を刺す感覚に耐えながらトイレを探してこの広い建物をさまよっている。 一歩歩くごとに、着実に大きくなるその感覚。 おかしい。トイレはどこ?この西館どこかにはあるはずなのに…… ふと目を向けた先に、所狭しとプリントや張り紙が貼られている掲示板を見つける。 今も職員らしき女の子が脚立に上って新しい張り紙をしている最中だ。 もしかしたら館内の地図が載っているかもしれない。 そう判断したあたしは、その掲示板へと近寄っていった。 「遅いな………何やってるんだ?……何だか私もトイレに行きたくなってきたぞ……」 掲示板に近寄っていくあたしの先で、女の子が作業を終えたようだった。 張り紙をしている間前のめりだった身体を戻し、屈めていた背をうーんと伸ばす。 あ、危ないよ? そんな不安定なところで身体を反らしたりしたら後ろにひっくり返っ………ちゃったああああぁぁぁ!! 「ひぁっ……!?」 女の子の悲鳴になりかけた声が耳に届く。 あたしは反射的にダッシュをかけ、脚立ごと倒れてくる女の子の下に走りこんだ。 オーライ、このくらいなら楽勝で間に合うって…… どさっ。ガッシャアアアン。 「………!!!」 はっきり言って、このときの自分をほめてあげたい。 尿意のことも忘れて本気でダッシュした上、これだ。 確かに落下位置にいくのは楽勝だった。 だけど、あたしには生憎落ちてくる女の子を受け止めて姿勢を崩さない程の腕力は無いのだ。 当然のことながら、姿勢の悪さも手伝ってあたしは女の子を受け止めたまま床にしりもちを突き…… ……女の子が、下腹部に落ちた。 もう一度言おう。はっきり言って、このときの自分をほめてあげたい。 膀胱が破裂するかと思うような衝撃に声も出さず悶えるあたしに、女の子がおずおずと声をかけてくる。 「あ、あの!すいません、大丈夫ですか!?……あ!あの、私が落っこちたせいで何か怪我を……」 「だ、大丈夫、平気……」 「そう……ですか……?」 「うん……あ、それより……聞いてもいい?トイレ、どこ……?」 「え?」 不幸中の幸いだ、この子にトイレまでの最短距離を教えてもらおう。 「えと……一番近いトイレは反対側……東館の二階にありますけど。案内、出てませんでした?」 「………え?」 …… ……… …………姉御ーーーーーーー!? ……そろそろ本当に限界だ。 あたしは気の遠くなるような距離を踏破し、東館までやってきていた。 気の遠くなる距離といっても百メートル足らず、普段のあたしなら10秒とちょっとで走り抜けられる距離だ。 だけどもはや走ることすら出来ないあたしにとってそれは無限とも思える距離だった。 辛うじて普通の歩き方に見せているが、見る人が見ればあたしの歩き方の不自然さに気付くだろう。 あと少し、あと少し…… …… ……見えた! 東館二階、職員も使う小トイレ。男女用それぞれ1つずつしかないそのトイレのくすんだ扉も、 今のあたしには天国の扉に見える。 洗面所に入ってすぐ右側、『女子用』のプレート。あたしはそのドアノブに手をかける。 長かった……間に合ってよかった。 やっと、やっと。 やっと……… がたん ……………え? ドアノブに付いた小窓。 そこから覗く色は。 ……『使用中』を示す、赤、だった。 ―――――――――――――――――― ざーーー。 未だ被害を抑えるために無限と思える時間を耐え忍ぶギリギリの感覚。 そしてそれでも間に合わずに一部を漏らしてしまった絶望。 その二つが入り混じって奇妙な温度になっているあたしの頭に、遠くで水の流れる音が聞こえる。 そして、ドアの開く音。 「……こんなところで何してるんだ?」 聞こえるはずの無い声が聞こえてあたしは顔を上げる。 ……姉御? ………。 ああ、そうか。 姉御が入ってたのか。 姉御が入ってたからあたしは、 「……っ!」 「うわっ!?」 だっ。 ばたん。 かちゃかちゃかちゃ…… ――――――しばらくお待ちください―――――― ざーーー。 醒めた頭であたしは昨日の訓練を思い出す。 「常に半身で……グリップは柔らかくしっかりと……」 習ったことを呟きながら身支度をする……下着はトイレットペーパーに包んで捨てる。 ズボンに隠してある簡易ナイフを取り出し、しっかりと握る。 「……」 そして、何かに導かれるように、もう一本をこれまで使わなかった左手に握った。 「……よし」 よし、これで、戦える。 「……」 そしてあたしは、 「……っ!!」 ドアを蹴り開けた。 「どうし……うわっ!?」 「うわああああぁぁぁぁん!!」 「ちょっ、おい、ちょっと待て!いきなりなんだ!?」 「うるさい、うるさい、うるさああぁいっ!!」 「待てって!何だ!?何で泣いてるんだ!?私が何か悪いことをしたか!?」 ああ、ごめんね姉御。 本当は分かってるの。 姉御のあれはほんのちょっとした間違いで、あんなでかでかとした案内に気付かなかったあたしの過失の方が ずっと大きいんだって事は。 でも、でもね、姉御の言うことを疑わなかったあたしの最後の希望を、 よりによって姉御が打ち砕くのはあんまりだと思うんだ。 なんかもう、自分でもどうにもならない。誰かにこの怒りをぶつけないとやってられないの。 ほんとにごめんね、でも今だけは言わせて。 「姉御なんて…………だいっきらいだああああぁぁぁぁ!!!」 余談だが、翌日からの修行は一対一をすっ飛ばして次のステップに入った。 → 駆け出しローグの日記 アイゼンにて ← 駆け出しローグの日記
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カードのクラスの1つ リーダーはローウェンでメインストーリーの一部では黒竜がリーダーになる ダークドラグーン・フォルテでカード化されている「フォルテ」のスキンが存在する 固有メカニズムは覚醒 PPを増加させる事が可能なクラスであり、PP増加からの高コストカードを利用する戦略が得意 ニュートラルの高コストカードも扱いやすいクラス ただし大型の強力カードは総じてレアリティが高いカードの為、デッキ作成にかかるコストの問題から初心者では扱いにくい ○「覚醒」状態を参照する効果 単に「覚醒状態なら」となっている場合、場に出た後に覚醒状態になっても効果は適用される(ドラゴンライダーやドラゴンガード等) ファンファーレ能力の場合場に出た時点で覚醒状態でなければならず、出た後に覚醒状態になっても効果は適用されない(アイボリードラゴンやグリムリーパー等) ○「攻撃されない」能力 相手から攻撃される対象として選ばれる事がなくなる能力。 潜伏と違い攻撃しても解除されない あくまで「攻撃されない」だけであり、相手のフォロワーに攻撃した時は反撃を受ける 代表的なデッキ ランプドラゴン 疾走ドラゴン フェイスドラゴン ディスカードドラゴン
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女性K:日笠陽子 ※以下ネタばれを含みます 女性K:日笠陽子 汎用台詞 汎用戦闘台詞 サムライスキル エージェントスキル ゴッドハンドスキル デュエリストスキル ルーンナイトスキル フォーチュナースキル メイジスキル バニッシャースキル コメント欄 汎用台詞 上へ キャラクター登録時 「初めまして」 ナガミミぬいぐるみ 「大五郎って感じだな、お前…」 「うう、ふかふか…ふかふかじゃないかぁ~」 パーティー加入 「よろしく」 室内 「うむ、よろしく」(チャプター1) 「お疲れ様」(チャプター2~4) 「元気そうだな」(チャプター5~5.1) 「まぁそうしょげるな」(チャプター6) 「いよいよ…だな」(チャプター7) 料理 「わ、私がか…!?」→「料理のさしすせそ、とは…」 ラウンジ 「こっ、これがデートというものか…!」(ハート0) 「何かやりたいことがあるのか?」(ハート1) 「お、落ち着いてほしい…」(ハート2) 「その、私は…なんでもない!」(ハート3) 「何故だろう…離れたくない」(ハート4) 「頑張ろう、いつでも一緒だ」(ハート5) 「共に生き抜こう、いつまでも!」(ハート6) イベント 「この時の為に、私は!」(ニアラ戦後) 「妄執を断つ!」(ヒュプノス戦後) 「決着の時が来たようだな…」(ユウマ戦前) 「恥を知れッ!」(ND戦後) 奥義習得 エンディング 汎用戦闘台詞 上へ エグゾースト 「たああぁ!!」 バディ呼び出し(低好感度) 「手を貸して」 「合わせて貰いたい」 「連携お願い!」 バディ呼び出し(高好感度) 「遅れるな!」 「いつもの調子で」 「背中は預ける」 バディ攻撃開始(低好感度) 「いいだろう」 「仕方あるまい」 「準備は出来てる」 「わかった」 バディ攻撃開始(高好感度) 「当然だ」 「言われるまでもない」 「任せて」 「よし、合わせる」 サポート開始 「無茶はするな」 「気合を入れて!」 「援護する!」 「助太刀する!」 「見ていられん」 「やり抜きさえすれば!」 ユニゾン開始 「よし、やるぞ」 勝利時 「なんとか勝てた」 「いい汗かいた」 「いい勝ち方っ」 退却時 「気持ちを切り替えて」 対ドラゴン戦 「この調子でっ」 「慢心は出来ないね」 対帝竜戦 「よし、抜いた!」 「これで進める!」 イベント勝利時 「これがみんなの願い」(ニアラ戦) 「愚かさは罪だ!」(ヘイズ戦) 「残念だ…」(チカ・リッカ戦) 「こんな結末…!」(ユウマ戦) 「釈然としないな…」(ND戦) 「ありがとうございました」(ダークラビ戦) レベルアップ時 「うん、納得!」 「精進しないと」 サムライスキル 上へ 通常攻撃 「すっ」 「せいっ」 「はいっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 旋風巻き 「逃がしはしない」 力閂オロシ 「やっ!」「絶つ!」 金翅鳥王旋風 「まとめて斬る!」 八双大蛇突き 「押し切る!」「とおりゃあ!」 崩し払い 「むん」「覚悟!」 十六手詰め 「むん」「ふっ」 双剣 飛天斬り 「逃がすわけには!」 双剣 割きモミジ 「やあ!」「燃えよ十字!」 双剣 旋風舞い 「逃がしはしない」 双剣 風林重ね 「手を借りたい」 双剣 影無し 「逃がしはしない」 双剣 大一文字 「とおりゃあ!」 修羅の貫付け 「滅多切りに!」 練気手当 「持ちこたえないと…」 赤火の呼気 「この身を刃に」 黒鋼の吸気 「ここは退けない」 丹田法の訓 「踏ん張ってくれ」 不動居 「次で決める!」 水月の構 「私が相手だ!」 収刀の紡ぎ・破抜刀の紡ぎ・破 「滅多切りに!」 憤怒の刃 「最早容赦しない!」 刃下のリアクト 「受けてみせよう」 天地断ち 「刹那の間合い…」「大・切・断!!」「斬れてしまうものだな」 乱れ散々桜 双 「魅せよう…」「やぁ!」「華は散る、華と散る!」「むん」「やぁ!」「散れば全ては雪となる…」 エージェントスキル 上へ 通常攻撃 「来る!」 「捕るっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 ブッシュトラップ 「仕掛けは上々」→「悪く思うな!」 ジャンプショット 「かわせるか?」 ラッシュショット 「それっ」「必中!」 エイミングショット 「それっ」「捉えた」 エア・アサルト 「それっ」「掃射!」 ニーブレイク 「気をつけ!」 マッドストライフ 「やり合ってくれ」 スケイプゴート.x 「頂戴する」 ロストパワー.x 「大人しくしていろ」 スリープオール 「うむ」「おやすみ」 ファイア:TROY 「それっ」「炙ってやる」 アイス:TROY 「それっ」「凍りつかせてやる」 ハッキング 「うむ」「従え」 エスケイプスタンス 「無理押しは危ない」 トリックハンド 「立て直そう」 ハイディング 「己を無に」 チーターマン 「速攻命!」 ハックスティール 「それっ」「従ってもらう」 アサシンズリアクト 「では始めるとしよう」 インドラの炎 「では始めるとしよう。」「芳しき、抹殺の硝煙!」「清々しい…」 ゴッドハンドスキル 上へ 通常攻撃 「やぁっ」 「てゃぁっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 ジャブ 「これはどうだ?」 正拳突き 「ふおぉっ」「本命!」 ブリッツエンデ 「ふおぉっ」「粉砕させてもらう!はいっ」 ダブルフック 「ふおぉっ」「決めていく!」 スピネイジブロウ 「ふおぉっ」「繋げていく!」 クーデグレイス 「ふおぉっ」「観念しろ!」 ドリルクロウラー 「ふおぉっ」「悪いがこれは効くぞ!」 迎撃スタンス 「来いっ」→「甘い!」 アンチ・バステ 「練習にもならない」→「こう返すっ」 カイロプラクティク 「これで大丈夫」 デトックス 「このツボは効く」 心肺蘇生 「気を楽にして」 攻めの経絡 「強気に攻めて」 護りの経絡 「護りを固めて」 弾きの経絡 「速さで勝負」 ゴッドチャージ 「弱点はそこか」 最期の炎 「終わらせない…」 先制ゴッド 「大地の怒りを」 星屑プレス 「ふおぉっ」「この身を挺して」 ゴッドリアクト 「勝機は逃さない」 アースブレイカー 「遂にこの時が来たか。」「てりゃあっ!」「はいっ!」「鉄拳制裁!」「己の不明を恥じるが良い」 デュエリストスキル 上へ 通常攻撃 「来る!」 「捕るっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 Xバーン 「天を焦がして!」→「潰す!」 MANAゲイン 「天の冷気よ」→「力を満たせ!」 召喚:炎のマモノ召喚:炎のマジュウ召喚:炎のドラゴン 「力の凝集…」「力を見せつけろっ」 召喚:氷のマモノ召喚:氷のマジュウ召喚:氷のドラゴン 「力の凝集…」「さぁ、思うが侭に」 召喚:雷のマモノ召喚:雷のマジュウ召喚:雷のドラゴン 「力の凝集…」「行け、光の速さで!」 トラップ:落とし穴 「念入りに」→「うまくいった」 トラップ:鉄条網 「近づかせはしない」→「うまくいった」 トラップ:火炎旋風 「この位置なら」→「うまくいった」 フィールド:火山 「怒れるマグマよ!」 フィールド:氷河 「冷酷の氷河よ!」 フィールド:雷雲 「轟く雷よ!」 サプライ・ドロー 「手を広げたい」 サーチ:炎カード 「燃え立つ様に」 サーチ:氷カード 「凍てつく様に」 サーチ:雷カード 「痺れる様に」 ラッキーダイスロール 「力の凝集…」「運試しだ」 ジャッジメントターン 「力の凝集…」「今だっ」「これで!」 俺のターン! 「力の凝集…」「イニシアチブはこちらに」 天運のリアクト 「流れを掴む」 巨神召喚 「巨神よ、我が意を聞け。」「全てを終わらせろ!!」「うん、ご苦労」 ルーンナイトスキル 上へ 通常攻撃 「すっ」 「せいっ」 「はいっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 アイスソード 「冷ややかな…」「(通常攻撃)」 エレキソード 「煌け刃!」「(通常攻撃)」 ドレインソード 「礼を言う」「(通常攻撃)」 ラミアンソード 「礼を言う」「(通常攻撃)」 ブレイブソード 「もらった!」「獲れる!」 エンチャントアイス 「役立てて欲しい」 エンチャントエレキ 「有効に使え」 挑発 「来るがいい」 反撃の狼煙 「痛みが力を生む」 騎士の憤怒 「ただでは済まさん!」 ベルセルク 「私なら勝てる」→「うあぁぁぁぁ!!」 騎士の恵み 「傷は浅い」 騎士の眼差し 「さあ、もう平気だ」 オーラシールド 「踏ん張り所だ」 身命の誓い 「私なら勝てる」 身代わり 「私が受けて立つ」 クレンチング 「これしき」 騎士の誇り 「犬死はしない!」 護りの要 「冷静に行こう」 タフネスリアクト 「ここは私が支える」 オーディンの怒り 「そう…この時を待っていた。」「最終断罪!」「やりすぎたか…?」 フォーチュナースキル 上へ 通常攻撃 「すっ」 「せいっ」 「はいっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 レベレーション 眠 「まどろみの時だ」「(通常攻撃)」 レベレーション 血 「血の気が濃いようだ」「(通常攻撃)」 レベレーション 盲 「闇にまかれろ」「(通常攻撃)」 レベレーション 毒 「蝕む力だ」「(通常攻撃)」 レベレーション 呪 「災いあれ」「(通常攻撃)」 レベレーション 死 「さらばだ」「(通常攻撃)」 魂のオラクル 「これで!」 力のオラクル 「悪いが斬る!」 ギフト・フォー・ユー 「献上するっ」 サクリファイス 「命など惜しくは無い」「たあぁ!!」 力学の否定 「打たれ強く」 魔法の否定 「魔力を恐れるな」 イーコール 「後悔したくない」 マナフローター 「ここが攻め時だ」 風と木と詩 「涼やかな風…」 月明かりの詩 「清らかな月光…」 太陽の加護 「天照す力を!」 月の加護 「月の禊よ!」 星の加護 「星の導きを!」 追随のリアクト 「絆こそ力!」 ユグドラシルの風 「身命を賭して…」「疾風!迅・雷!」「うん、決まった」 メイジスキル 上へ 通常攻撃 「すっ」 「せいっ」 「はいっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 フレイム 「燃えろっ」 ヴォルケイノ 「準備は上々」「焦熱!」 フレイムヴェイル 「炎の加護を」 フリーズ 「凍えろっ」 ブリザード 「準備は上々」「絶対凍結!」 フリーズヴェイル 「冷気の加護を」 ショック 「痺れろっ」 ボルトストーム 「準備は上々」「落雷!」 ショックヴェイル 「雷電の加護を」 マナバレットヘヴンズプレス 「準備は上々」「ぶつけるっ」 シールドクラフト 「守りを固めて」 メイジズコンセント 「克己心でっ」 キュア 「痛むか?」 リカヴァ 「たああぁ!!」「さあ、元通りだ」 リザレクション 「たああぁ!!」「先には逝かせない」 MANA・バーン 「ぶつけるっ」 ヒーリングマナ 「たああぁ!!」「うん、助かった」 デッドマンズリアクト 「たああぁ!!」「これが定めならば」 ジエンドオブワールド 「今、終わりの始まり。」「しかとのその目で見届けよ!」「冥土の土産だ」 バニッシャースキル 上へ 通常攻撃 「やぁっ」 「てゃぁっ」 通常攻撃(クリティカル時) 「いける!」 「捕れる!」 クラップトラップ 「かわせまい」 バーストアタック 「これは外さない…」 カーペットボム 「よし」「撃ち込ませてもらう」 ドラゴンバスター 「よし」「これは効く」 スローイングスピア 「ていやっ」 オーバースピア 「よし」「邪魔をするな!」 ラッシュスピア 「よし」「押し切る!」 アサルトスピア 「参る」「てりゃあ!」 コメットスピア 「また後ほど!」→「お待たせした!」 アースクエイク 「立っていられるか?」 轟音 「これも戦法のうちだ」 煙幕 「立て直すチャンスだ」 爆薬散布 「危険だが…」 爆薬転換 「よし、いつでも来い」→「うまく行った」 エクスターミネート 「先手を取る」 ウォークライ 「勝ちに行く!」 リロード 「ここで補充」 オートリロード 「弾薬の心配は無い」 キリングリアクト 「勝つのは私だ」 爆熱ランスドライバー 「爆風に乗って!」「貫く!!」「燃えたな」 コメント欄 名前 コメント
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B01-020 カオスデビルドラゴン イラストレーター : NINNIN コスト 0 防御 500 攻撃力[追加ダメージ] 1200 2300 3500 4700 5800 [+1] 6900 [+1] レアリティ SR 属性闇 タイプドラゴン カード種類モンスターカード進化段階3進化 進化元デビルドラゴン 究極進化素材- 効果タイプ ダメージ カード効果(このカードがダメージを受けて手札にきたとき、コストを支払って進化できる) ドロップ 闇 回復 収録・配布ブースターパック第1弾『旅立ちの刻』収録
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【邪悪なる太古の竜】デビルドラゴン 【邪悪なる太古の竜】デビルドラゴン パラメータグレードの最小・最大ステータス メカニズム初期メカニズム 必殺メカニズム フレーズ覚醒使用LG 1,000LP / 100G 使用LG 5,000LP / 500G 使用LG 20,000LP / 2,000G 使用LG 100,000LP / 10,000G フレーズ解説かみつき ポイズンブレス デーモンズブレス【必殺】 入手方法・ボス出現条件 ボス【通常版】ボス登場時のパラメータ ボスの配置 ボスの対処法 ボスのメカニズム ボス【強化版】ボス登場時のパラメータ ボスの配置 ボスの対処法 ボスのメカニズム 解説 由来 パラメータ 属性 土 種族 ドラゴン サイズ L 召喚SP 9 移動タイプ 地 移動 2 グレードの最小・最大ステータス N UC UC+ R R+ R++ SR SR+ SR++ SR+++ UR HP 264~275 267~278 270~281 273~284 276~287 279~290 282~293 285~296 288~299 291~302 294~306 力 83~86 84~87 85~88 86~89 87~90 88~91 89~92 90~93 91~94 92~95 93~96 魔 35~36 35~36 35~36 36~37 36~37 37~38 37~38 37~38 38~39 38~39 39~40 運 17~18 17~18 17~18 17~18 17~18 18~19 18~19 18~19 18~19 18~19 19~20 すばやさ 1~2 1~2 1~2 1~2 1~2 1~2 1~2 1~2 1~2 1~2 2~3 ※ 最大までフレーズ覚醒を行うと、上記の『すばやさ』は『+4』される。 メカニズム 初期メカニズム + 画像 ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 敵ユニット 攻撃可能 ボイズンブレス ポイズンブレス ルーチン2 敵キング 近づく ポイズンブレス 必殺メカニズム + 画像 ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 敵ユニット 近づく デーモンズブレス フレーズ覚醒 + 画像 使用LG 1,000LP / 100G かみつき 使用LG 5,000LP / 500G 敵クルー 最も近い すばやさ+1 使用LG 20,000LP / 2,000G 近づく ポイズンブレス すばやさ+1 使用LG 100,000LP / 10,000G かみつき すばやさ+2 フレーズ解説 かみつき 範囲 射程 属性 種類 単体 1 無 物理 力×0.9の無属性物理攻撃 ポイズンブレス 範囲 射程 属性 種類 周囲2マス 2 毒 ブレス 力×0.7の毒属性ブレス攻撃 30%の確率で「毒」を付与 デーモンズブレス【必殺】 範囲 射程 属性 種類 消費SP 周囲2マス 2 邪 ブレス 9 力×4.0の邪属性ブレス攻撃 入手方法・ボス出現条件 【通常版】ランクをペガサス以上にしハックバトル ver.壱「武踏戦士の鬨の声」のブースターパックを購入している事が前提の条件。尚、「一日解禁券」で解禁されている間でも条件が揃えば出現する。 【強化版】グレードがSR以上のブラスドラゴンをデッキに入れハックバトル グレードが『N~R++』のブラスドラゴンでは出現条件が満たされない。 ボス【通常版】 ボス登場時のパラメータ ユニット HP デビルドラゴン 200 ボスの配置 ボスの対処法 通常攻撃、必殺共に2マス範囲のブレスなので、距離に注意して近づこう。 最初はスターター・ブースターで即手に入るキュピイの必殺「きびしいオシオキ」でマヒをさせながら S・Mユニットで攻めていくと良いだろう。 ブラスドラゴンをキングにするなどで、最後の必殺でトドメを刺すといったやり方も良い。 ボスのメカニズム ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 敵ユニット 攻撃可能 ボイズンブレス ポイズンブレス ルーチン2 敵キング 近づく ポイズンブレス ボス【強化版】 ボス登場時のパラメータ ユニット HP デビルドラゴン 800 ボスの配置 ボスの対処法 非常にHPが高くかつメカニズムが通常版と違うので注意。 初回は必ずSRのブラスドラゴンが必要となるので、必殺「ゴールデンブレス」で削り切れるようにHPを削ることが重要になってくる。 忍者シキミや剣星タナト、プチクラブなど、必殺が強力なSを使うと戦いやすいだろう。 最後にブラスドラゴンの必殺に頼る前提であるなら、SP管理には気を付けなければならない。 ためる要員でスライムを連れて行くのも良い。上手くためながら攻略していこう。 ボスのメカニズム ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 敵ユニット 攻撃可能 ボイズンブレス かみつき ルーチン2 敵キング 近づく ポイズンブレス ★公式攻略動画 解説 体験版ver.2のディープマイニングで登場が確認されていたユニット。 通常技である「かみつき」と「ポイズンブレス」はどちらも強力で、近接においても遠隔においても強く立ち回る事が出来る。 特に「ポイズンブレス」や必殺メカニズムの「デーモンズブレス」は周囲2マスを対象に出来るため、活躍の機会も多い。 また、2021年4月23日のアップデート(*1)から祟竜ヤマタノオロチに続き、デビルドラゴンの「ポイズンブレス」にも「毒」の効果が追加されたため、状態異常付与の期待も出来るようになった。 以上のように、初期メカニズムのままでも使いやすく、ブースターパックを購入していれば序盤に出現するユニットである事から「初心者向けユニット」の一体と呼んでも差し支えないだろう。 由来 「デビル(悪魔)」+「ドラゴン」 キリスト教などにおいては竜は悪魔とされているため、そういう意味では原典に忠実なユニットである。